制服を生徒へ

 高校合格発表のあと、寄付していただいた制服を何人かに渡しました。

 A高校に合格したAちゃん。ちょうどよい大きさの制服で、3年間では小さくなってしまうかなと思いました。お母さんは「入学時はお金がかかるので、本当に助かります。制服がきつくなったらその時に購入します。その頃は余裕ができているといいのですが…」とおしゃっていました。

 B高校に合格したB君。クリーニングされていて新品みたいな制服でした。お母さんは「県立高校でもこんなにかかるんですね」と諸費用の振込用紙を見せてくださいました。それには12万円と記載されていて、その他にも体操服、上靴、教科書の費用がかかり、制服7~8万円と合わせると一体いくらかかるのでしょう。「本当に助かります。気にかけてくださる方々がいて嬉しいです」と言っていただき、こちらも嬉しくなりました。

 C高校に合格したC君。13日が発表で14日が制服の採寸です。保護者が外国籍で気になっている生徒なので聞いてみると、「明日の採寸は一人で行きます」と。保護者には、「中古の制服を探しているところなので、購入はもうちょっと待ちませんか?」と話しましたが、「 何とか工面してみんなと同じように今、購入します」と言われました。保護者との会話は、日本で生まれた彼が通訳します。次の日、彼と一緒に採寸に行き、制服と体操服、上靴を注文しました。諸費用の振込は大丈夫なのかなと心配です。

 D高校に合格したDちゃんも保護者が外国籍です。 中古の制服がなかったため、16日の制服採寸をどうするのか聞いてみると、「親もどうしたらいいかわからないようです」とのこと。ちょうどその時、 『 一般社団法人MIJW-水戸発夢を叶えるプロジェクト 』 https://niko0niko.wixsite.com/mijw の中井川代表理事から「Facebookで制服募集を見たので制服代を寄付します」とのメールを頂きました。Dちゃんの制服を頼もうと決め、彼女に伝えました。 普段感情をあまり出さないDちゃんが言葉をなくし、その後興奮状態で喜んでいました。 困っていたので本当に助かりました。 16日は、母親、小学生の弟、妹も一緒に採寸に行きました。本当に本当に嬉しい嬉しい出来事です。

 制服を寄付してくださった方々、本当にありがとうございました。その後の様子もブログでupしたいと考えています。

By Reiko