おなかすいてたんだよね。

暗い部屋の中で、冷蔵庫の明かりだけのこの写真。

居場所の迎えに行ったら、朝からずーっとパジャマで過ごしていた女の子が、

「たーちゃん、うちの冷蔵庫なんにもないんだよ。」とスタッフに話しながら家の冷蔵庫を開けて見せた。この日、この家には11歳のお兄ちゃんと8歳のお兄ちゃんと5歳のこの女の子だけで、朝から何も食べずに過ごしていたと言う。

お腹が空いて冷蔵庫に何か食べるものがないだろうか…と開けてみたのだろう・・・か。空っぽの冷蔵庫と手前にある食べかけのお菓子…夕方の暗闇の中でスタッフの目にみえた物。子どもたちだけで1日過ごしていた事を聞かされたスタッフが「何か?食べたの?」に、女の子はコーラがあったからコーラを飲んだよ、と。

「早くみらサポに行ってご飯食べようよ」とスタッフが声をかけたけれど、「パジャマじゃいや!パンツも履いてないから、パンツ履いて行く!」

パンツをさがして!

だけど、パンツが見つからない。「たーちゃん、パンツ一緒に見つけてよ!」一緒にパンツを探すスタッフ。

「これは?」「それ洗ってなっから汚いの!」探しても洗ってある綺麗なパンツはない。スタッフが干してある生乾きのパンツしかなくそれを履かせたら「おちりがちゅめたいよ…たーちゃん」「つめたいね…早く居場所に行って着替えようね」と居場所にやってきた女の子。

直ぐにご飯だよ、待っててね。  今正座して食べている服装は、半そでに半ズボン、今は10月だといううのに…ここに来る子の多くは季節外れの格好をしている。スタッフが女の子に居場所で頂いた服を着せようとしても「寒くない」と言って服を着ない。ママに買ってもらった服だからと言ってこの子は家の服を着替えようとしない事が多い。「寒くないの?」と代わる代わるスタッフが声をかける。風邪ひかないで!!

           

朝から何も食べていない兄二人は、ゲームを1日中していて「めんどっちから行かない!」とベッドから起き上がらずゲームをやめる気がない。スタッフが何度も誘ったが「めんどっち」と飴をなめながらゲームをしている。学校もこれでは行かれないよね。子どもたちだけで起きて支度していかれないよね。で、時たま行っても皆について行かれないしね、その日その時学校で必要なものも揃ってないしね「いじめられて嫌なんだ…」と、最近はより学校が遠のいてしまった。

兄二人のお弁当を持って夜8時半ごろ女の子を送って行く。よかった家族が帰宅していた。そして、スタッフが兄二人に声を掛ける「何が食べたい?食べたいものを作って待っているから食堂においでよ」「ハンバーガーが食べたい!」わかった!とスタッフ。そして子ども食堂次回のメニューは、ハンバーガーとなりました。スタッフみな美味しい手作りハンバーガーを作ってお腹いっぱい食べさせたいね!と今日のミーティング終わり!

by hiroko