「ただいま～」と居場所に子どもたちが学校から帰ってくる。ランドセル放り投げて「きょうのおやつは？」( ´∀｀ )いつもの光景がこの居場所に帰ってきた。でも以前とは少し違う事がある。

「手を洗っておやつ食べる前に、お熱はかってノートに書いてからじゃないとおやつないからね～。」

世界が変わった！コロナ禍の中、子ども食堂はずーっと手作りお弁当の宅配だったけれど、先々週から居場所と子ども食堂が開放になって子どもたちが又この居場所に来られるようになった。以前は気にもしなかった事にスタッフ皆とても気にかけながら、子どもたちが密にならない様にルールを守りながらの食堂や居場所になった。中高生はそれなりにルールを守ってくれて安心なのだけれど・・・小学生と未就学児組がね、すぐにマスク取っちゃうし…取っ組み合いしながら遊んじゃうし…

本当に仲が良い。歳も学校も違うのに本当に皆仲が良い。嬉しくて仕方ないってぐらい大きな声で笑って遊ぶ。思わずスタッフやボランティアさんも愉快になってくる。

様々な環境の中で育っているここの子どもたち。生まれた環境は変えられないけれど、怖かったり、心配だったり色んな不安を抱えて生きて行っている。その抱えた不安を少しでも安心に変えていく事を、この子たちがなんとか生きることを自分で出来るまで支えていきたい。

子どもたちの声があるって、なんだかやっぱり嬉しいね。くそばばあ～の言葉も幸せな言葉に聞こえるから不思議。（笑）

by hiroko