建物の裏庭で遊んでいる…のは良いけれど、今日学校行った?の声に弟は「行ってねぇよ!くそばばぁ~」兄は、うつむいたまま「やすんだよ…」
ねぇその洋服、もう何日着ているんだろう……。そこで、汗かいてびっしょりだから服着替えようよ~と言っても、「いい!めんどぅっち」と言われてしまう。
大学生のお兄さんが来てくれて宿題や自学をみてくれている。ほかの子も、やんちゃで絶対宿題なんかしない!と言っていたけれど、最近何となく宿題をやるようになった。この子たちも今やらないと、もっともっと学校行けなくなっちゃうよ!行きたいと思った時の為に、学びだけはしてほしい。
学校の学びについていけない。先生が何を言っているのか?ちっとも解らず、1時間座っているのが苦痛になっている。できないからその気がなくて、その気がないから増々できなくなってしまい、もぅ訳わかんなくなるぐらいできなくなってしまっているみたいだ。色々あるんだこの子たち、今何とかしなくちゃやられてしまう、負けてしまう、左右されてしまう、生まれた環境に。こんなにもこの子たちの周りに大人がいるのに、何にも環境を変えてあげられていない。
この子たちの妹。足が痛いというので靴をぬいで見せてもらったら、足の親指の天辺に血豆ができていた!靴小っちゃいんじゃない!とスタッフで話していたら、
小っちゃくないよ。はけるもん。前はもっとはけたのに、今は足が入らないんだ。おかしいな~。それは大きくなったんだよ!もう5歳になったんだもんね。大きくなったんだよ!と、スタッフがその子つれて靴を買いに行ってきた。履いていた靴は17CM なのに足は19CM。血豆ができる訳だよね…痛かったね。ごめんね気がつかなくて、ごめんね。
靴の事でついでに足の裏を見てびっくりした。茶色の堅い魚の目?が5つもできていた。「小っちゃい時ね~ガラスを踏んじゃったの。」とお話してくれたけれど、どんな状況だったのだろうか、こんなに一ぺんに小さな子が割れたガラスを踏んでしまう状況って、どんな状況だったのだろうか。そして今日、歯も虫歯で折れていた…いまどき虫歯のままの歯や足裏に魚の目いっぱいできている5歳児っていないよ。
兄は兄で、弟も学校に行って、そして何より妹は保育園に行きたがっているのだから保育園に行けるようにしてあげたい。子どもがなんの心配もなく、保育園に行って歌を唄い、折り紙してお友だちとお砂場で遊ぶ。その当たり前の「子どもの時間」子どもが子どもとして育つ時間、その子どもの時間がこの子たちには、ないんだ。私も含め、「おとな」ただおおきいだけでどうする!大人。
今日のメニュー
てんぷらの名人がいる、このみらサポ子ども食堂にいるのだ。ほんと美味しい旨い!
今日のご支援で頂いた物
大きくてりっぱなキャベツと小さくてりっぱなトマト、美味しかったね。「いつもありがとうございます」子どもたちが好きな特大のメンチカツやコロッケをたくさんご支援してくださり感謝!(´▽`*)
カップラーメンや子どもたちが好きなお菓子やレトルト食品、龍ケ崎に支店があるドン・キホーテさんから地元の子どもたちへと約1500食のご支援を頂いた。「ありがとうございました。」しっかりと龍ケ崎の子どもたちへ手渡すぞ。
by hiroko